- Information
趣味のこと
2020/08/31渓流、無心、大自然。
僕にとって(今日は少年のココロなので僕です)の渓流は無心になれる大切な場所。そしてどんな人間も自然には逆えず、時に従わないといけないことを知らせてくれる場所。またここで時間を楽しむにはココロの準備が大切でもある場所。ケータイ?電波届きません。腹が減った?コンビニありません。喉が乾いた?自販機もありません。なので、ひとつひとつの準備が大切でまた危機管理も当然求められるんですね。ここはテゾーロより車で15分程度にある清流雑魚川。天然イワナのみ生息する僕にとってみれば超神秘的な場所です。
なんだかんだ僕のシーズンインはシーズン終盤となってしまいましたが、まあそれはそれで良し。今シーズン初は朝と夕方の2回、イワナとの出会いを求めて歩きました。びっくりしたのは水温が高かったこと。そして昨秋台風19号の影響により風景も変わっていたこと。一方イワナの赤ちゃん達をたくさん眺めれたこと。まだまだ自然産卵が続いているんだなと、感慨深い想いを与えてくれました。下写真は夜明け後続いていた霧雨の中の雑魚川です。10月に入れば紅葉の賑わいはじまります。この周辺の秋は格別に美しいです。
今日もよく歩きました。足元がぐらつくことも多いので、万が一足首をやってしまったらと考えると湿布や包帯なんかのファーストエイドキット携帯も必須ですね。細心の注意と危機管理だけは張ってますが、この絶妙な緊張感、これも自然界が与えてくれる醍醐味でもあると思います。大木がへし折れ道中塞ぐエリアも多々ありました。誤った角度で竿を振るとフライが小枝に引っ掛かります。今日2回もやらかしてしまいましたが都度結び直したりしました。
昨年、この合流地点で尺超えイワナ(推定32㌢程)を寸前でバラしてしまった苦い経験がありました。しっかり掛かってなかったんですね。約1年ぶりに立ったらその時の興奮、竿の感触、イワナが暴れながらのシーンがフラッシュバックしました。あの時、この場所で、こんなイワナが等等、記憶の想い出だけは僕のココロの宝箱に詰まっています。次こそ尺超えを!
夕方5時過ぎの雑魚川です。
保育園帰りの娘とママさんを誘いました。清流の透明感とその力強い流れを眺めるだけで十分満足していた様子です。「トトー(お父さんやパパでなく我が家はtotoという愛称)、こもちゃんも釣りしたいー。今度釣り教えてね。」と約束を勝ち取ることが出来まして、僕としては大満足な夕方でした。しかし子供単独での川遊び、もちろん大人でも!は絶対なさらないでください。今夏は川での事故が多発しています。僕もそのあたりのことは十分身につけてます。ちなみに雑魚川は大変厳しい自然環境です。
今日はイワナとは出会えませんでした。雑魚川を歩いてでは初経験でしたが、釣果はその数を競うものだけではありません。僕の場合、渓流釣りの装備をし、ただ無心で歩き竿を振ることだけが今日のテーマでした。4回アタリましたがイワナ達にうまくかわされました。でもその余韻と感触こそ今日の僕へのご褒美です。15分余りの帰りの道中、こんな想いは全てココロの宝箱に収まります。僕はこの余韻が大好きです。
今シーズンは残すところ1ヶ月。9月30日をもって来年4月まで閉じられます。台風の影響などによる自然災害で、ここの環境も年々変化しています。雑魚川の環境の事はイワナに聞いてみるのが手取り早いと思います。標高1500mに手が届くエリアに生息しているのですから、個人的にはその生態系にロマンすら感じます。9月は時間の許すかぎり水温の低い早朝と夕〜日暮れを中心に歩いてみます。追伸 LKちゃん、SKくん、来年夏は僕も一緒させてね。可愛いイワナさん達と出会いましょう!
- この記事が気に入ったら
いいね!お待ちしております
この記事のあとによく読まれている記事
Category
New Post
Ranking
Archive
- 2025年2月 (3)
- 2025年1月 (7)
- 2024年12月 (10)
- 2024年11月 (7)
- 2024年10月 (6)
- 2024年9月 (7)
- 2024年8月 (5)
- 2024年7月 (4)
- 2024年6月 (8)
- 2024年5月 (3)
- 2024年4月 (8)
- 2024年3月 (8)
- 2024年2月 (8)
- 2024年1月 (7)
- 2023年12月 (5)
- 2023年11月 (8)
- 2023年10月 (11)
- 2023年9月 (9)
- 2023年8月 (9)
- 2023年7月 (10)
- 2023年6月 (8)
- 2023年5月 (6)
- 2023年4月 (8)
- 2023年3月 (6)
- 2023年2月 (5)
- 2023年1月 (8)
- 2022年12月 (7)
- 2022年11月 (7)
- 2022年10月 (10)
- 2022年9月 (8)
- 2022年8月 (8)
- 2022年7月 (8)
- 2022年6月 (7)
- 2022年5月 (5)
- 2022年4月 (7)
- 2022年3月 (7)
- 2022年2月 (7)
- 2022年1月 (7)
- 2021年12月 (8)
- 2021年11月 (5)
- 2021年10月 (9)
- 2021年9月 (5)
- 2021年8月 (10)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (9)
- 2021年5月 (7)
- 2021年4月 (8)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (7)
- 2021年1月 (12)
- 2020年12月 (10)
- 2020年11月 (6)
- 2020年10月 (8)
- 2020年9月 (8)
- 2020年8月 (10)
- 2020年7月 (5)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (8)
- 2020年3月 (13)
- 2020年2月 (10)
- 2020年1月 (10)
- 2019年12月 (14)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (11)
- 2019年9月 (12)
- 2019年8月 (11)
- 2019年7月 (7)
- 2019年6月 (16)
- 2019年5月 (10)
- 2019年4月 (17)
- 2019年3月 (21)
- 2019年2月 (13)
- 2019年1月 (19)
- 2018年12月 (17)
- 2018年11月 (9)
- 2018年10月 (30)
- 2018年9月 (23)
- 2018年8月 (21)
- 2018年7月 (14)
- 2018年6月 (6)
- 2018年5月 (8)
- 2018年4月 (6)
- 2018年3月 (6)
- 2018年2月 (8)
- 2018年1月 (6)
- 2017年12月 (10)
- 2017年11月 (16)
- 2017年10月 (15)
- 2017年9月 (12)
- 2017年8月 (9)
- 2017年7月 (11)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (9)
- 2017年4月 (10)
- 2017年3月 (14)
- 2017年2月 (8)
- 2017年1月 (10)
- 2016年12月 (10)
- 2016年11月 (16)
- 2016年10月 (12)
- 2016年9月 (6)
- 2016年8月 (2)