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奥志賀の宿

趣味のこと

2020/09/19イワナはトモダチ。

日が暮れるまでホントよく歩きました(笑)。

車だと30秒で通過してしまう区間、午前中の源流歩きは、休憩挟みながら約3時間の長旅となりました。地図を眺めれば一目瞭然、蛇行を繰り返しています。朝から 日が暮れる18時15分まで、中年男子二人、イワナ達との出会いを求め黙々と歩き、そして語らい、至福なひとときを過ごして参りました。中年男子2名?相棒は?でなくそこは師匠。わたしの師匠はSugiyama Ski &Snow Sports Schoolで主任を務める中路さんです。中路さんとの1日は、奥志賀の自然についての講習会も兼ねワクワクするの一言。彼の引き出しの中の知識の質、よもやま話、さすがは雑魚川のガイドです。

ボクの師匠、中路さん。


そして珍しくボクの登場。


午前中 ガキ沢〜大洞沢手前

午 後 大洞沢〜小雑魚川合流点

夕暮れ 大洞沢手前


とにかく今日も歩く、振る、また歩く。だから帰りはヘッドライト!(笑)


イワナ達はボクにとって大切なトモダチだと思ってます。

今日は新しいトモダチとの出会いがありました。出会いは真っ暗直前の、ラス投にしようと決めた一振りでした。毛針が着地した瞬間、いった!と思いましたね。左利きのボクは、野球で言う決め球に例えれば右打者膝下をエグるキレキレなスライダーです。イワナは巨大岩の影からスーッと現れたのです。まるで潜水艦そのもの。喰い付いた瞬間の手応えはバッチしで手応えは最高でした。バラしてはならぬ!余計な雑念が頭一杯となりますが冷静に冷静に、トモダチとの対面が叶いました。中路さんの的確なガイドの賜物です。ありがとうございました!


22センチ程の元気溌剌イワナでした。数秒だけお話をし、ココロの中でハグを交わしリリースします。別れ際思うことは、1日も長く生きて欲しいこと。原種保存指定可川のため、未来永劫、平和にここで暮らして欲しいと願うことです。丸1日の源流歩きを通して悲しかったのは、昨秋台風19号により雑魚川も相当な被害を受けていたことでした。中路さんの話しでは本流が消え、新たに本流と呼ばれる流れが出来ている箇所もあれば、恐ろしく変わってしまったというエリアが実に多かったことです。どこから流されてきたんだと思うような無数の巨大岩。大木、自然の凄まじさな風景も多々残っていました。

無論イワナ達の居場所にも変化があるはずです。今年はとにかくイワナが少ないと話してたことも印象的でした。途中出会った釣り師によれば、「少しずつ環境が回復し、縄張りエリアも出来始めているから、あとは昨秋の様な超大型台風が来ないことを祈るしかねえな。2年後には戻ってくるんじゃねえか」と。

冒頭の中路さんの写真はガキ沢という禁漁区です。本流に向け歩いてる際、その当時の濁流で根こそぎ流されたと推測できる後や、それでも無事孵化した10匹程度の稚魚達があちこち泳いでいた姿にも出逢え、奥志賀の自然の今現状について学ぶことが出来ました。今日のスタート地点がここで良かったなと思います。


毎日こんなのを読みながらワクワクしています。フライにも気持ちを乗せてます。ホワイトシーズンは遊びに出れないので、グリーンシーズンは思う存分に、奥志賀の大自然を満喫しているこの頃です。水温は16度前後で暖かったです。しかし秋はすぐそこまでやって来てます。間も無くシーズンが終わり産卵準備に入ります。浅瀬もたくさんあり、支流も大丈夫そうな感じだったので、来年、無数のイワナが孵化し群れで遊んでる姿に期待をします。来年夏、既にリクエストをいただいている渓流釣り小旅行を数本企画したいと検討してます。渓流釣りもそうですが、それ以上にここを歩いてみることにその醍醐味がありますので、ご興味ありましたら来年夏一緒に歩きましょう!

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