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奥志賀の宿

宿づくりのこと

2024/05/30Road Trip in NZ

ー旅は宿づくりの原点ー

冬に滞在していただいたゲストの元へ、オーストラリア&ニュージーランドを旅してきました。ニュージーランドはキャンピングカー旅(Road Trip)で、また豪ブリスベンでは素敵なファミリー宅へお邪魔をし束の間の再会を楽しませていただきました。日本ではtesoroでホスト的役割な私たち家族ですが、しかし訪れてみればその倍返しな“おもてなし”をいただきました。この旅でもみなさんのハートの温かさと懐の深さに感動とため息の連続で、これから始まる@tesoro’2024グリーンシーズン運営に追い風を与えてくれた旅でした。
小さな宿屋だからこそ共有し合える人的交流と、リアルな経験のひとつひとつはまさに一期一会です。旅を通じ皆さまに愛される宿づくりを旅の視点(=アウトバウンド)からもっと生かしていきたいと強く感じました。Road Tripでは日本の方々と遭遇することはありませんででした。英語を流暢に操ることよりも、それ以上にオープンマインドなハートを兼ね備える人間性がもっとも大切です。娘にとっても貴重な時間となりましたこと、NZファタカネ在住 Greg & Becky夫妻、子供たちへ感謝します。次は奥志賀でスキーをしよう!


南半球ニュージーランドは紅葉が終盤を迎えてました。また昨今は羊よりも牛の方が多いらしいですね。滞在中は夕飯のフィッシュ&チップスの”白身魚”を獲得するため、早朝からトローリングに連れて行ってくれました。ボートやキャンピングバンを日常に所有する彼らのライフスタイルや国民性は、経済的なもの以上にココロの豊かさしか感じません。また彼らのおもてなしのココロとシンプルな考えから、旅は学びの場であり自分たちの足元を確認する経験と時間の場だ、と認識したのも言うまでもありませんでした。


1月滞在してくれた時「ニュージランドに来たらうちに寄ってくれ。その時はトローリングに行こう。素晴らしい経験を共にしよう」と誘ってくれました。日本人的な例えを用いますと仕事冥利に尽きます。出会に感謝すると共に、最近は世界が近くなったと強く感じました。30年位前、自分探しの旅とかウォークアバウトな旅など、世界を旅することに強く憧れた時期があり現在に至りました。自分たちなりの旅の経験の全ては、今、tesoro奥志賀の宿仕事に生かすことです。



6月1日より@tesoro奥志賀のグリーンシーズンがスタートします。今回の旅から学んだ新しいこと、感じたこと、たくさんの“リアルな土産”を整理整頓し、11月上旬まで皆さまをお迎えさせていただきます。志賀高原を旅先の一つとして滞在中はアウトドアアクティビティをメインに、もしも長期滞在が可能でしたら避暑を楽しみカラダとココロをアタマをリセットしてください。客室にエアコンはありません笑。今年は野鳥たちが多く感じますので、その賑やかさや自然の中にある自然の楽しみや幸せを感じてください。

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