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奥志賀の宿

日常のこと

2021/09/13賜物、そして宝物。

皆さまとコツコツ育んできたコミュニケーションの「賜物」は、私たち家族にとって最高の「宝物」に尽きます。つい先日、私事で恐縮なのですが、またひとつ、賜物から宝物への発掘につながるひとときを過ごしてまいりました。それは清流・雑魚川での「イワナ釣りガイド」と「蕎麦打ち」でした。釣りガイドと蕎麦打ちに共通しているのは、両者、自然のお恵みにあることです。貴重な時間を与えていただいた色々なご縁に感謝します。ありがとうございました。


さて今回、冬シーズンは娘にスキーを教えて下さる心優しきHさんと終日歩きました。ここを地図で眺めてみてもどうってことない距離です。しかしザックを背負い、竿を片手に旅する釣行は想像以上に時間を費やします。ただ悲しいことに、9月30日をもってシーズンがゴールを迎えてしまいます。その後のイワナたちは産卵活動がスタートし浅瀬へと戻ります。そして11月上旬の産卵後、奥志賀渓谷は完全なる落葉が進み、やがて霜が張り落ち葉も凍りつきます。そうです、長い長い冬眠活動のはじまりです。


雑魚川の釣行を終えたHさんとわたしは、舞台をテゾーロに移し蕎麦打ちを楽しみました。実は昨年秋、Hさんがテゾーロで蕎麦を打ってくれました。わたしはその機会を目の当たりにし、「いつか自分も蕎麦を打つぞ!」と心に決めたのです。今回はいい感じに打てました。わたしが志す戸隠のスタイルは「一本棒丸延し」です。これから先も戸隠スタイルで蕎麦打ちに励みます。新蕎麦の収穫期はまもなくです。今からワクワク、ドキドキしてます。


ここでひとつ、重大な悩みが発生しました。

それは暖房機器がフル回転する冬シーズン、蕎麦は間違いなく乾燥しピリピリ割れてきます。蕎麦はとてもデリケートな為、それを回避するための水量、湿度管理が極めて重要であるのです。一方で蕎麦打ちはいたってシンプルです。蕎麦粉+つなぎ粉+水のみです。この課題との格闘は、今年の初雪を超えた11月頃からはじまります。超えなくてはならない壁につき、猪木さんに気合のビンタを喰らいたいですね 笑。


目標は大きく夢デカく=今年の大晦日は蕎麦を打ちます。

テゾーロは小さな宿ですから、その人数分くらいは打てないとお話になりません。年越し蕎麦という日本古来の習慣を大切に、テゾーロらしい手打ち蕎麦の提供ができればと進めてます。あれこれ悩むのも皆さまが与えてくれた賜物ですし、そこから出会える数々の宝探しを楽しみます。さて「2021′-22’冬シーズン詳細」は今週中にお知らせさせていただきます。当該シーズンも「進化&成長」した姿をお見せ出来るよう励みますので、これからの皆さまとのご縁も大切に、どうか宜しくお願いいたします。

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