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奥志賀の宿

宿づくりのこと

2022/07/17未来志向の旅はつゞくよ。

修繕工事第一弾も小さなゴールが見えてきました。そしてまもなくテゾーロ奥志賀2022’グリーンシーズンもスタートです。今回は「チラ見」とばかりに少しのプロセスを紹介させて頂きます。ダイニングルーム屋根工事に併せ “内” にも手を加えてます。窓の左右位置が変わり、奥行き感、さらには開放感が生まれました。大工の富ちゃんによる斬新アイディア&遊び心と冒険心の賜物です。当然ながら規格化された材料を用いることなく1枚1枚サイズ測定からの木材カット。そしてペンキ塗りに勤しみました。アナログ感あるウッディな空間の誕生はまもなくです。


助っ人のMr.Matuuさんには懇切丁寧に板を張り付けてもらいました。長野市豊野エリア(りんご美味しいエリア)からありがとうございます!携帯ラジオから流れる中森明菜、私も口ずさんしてしまいましたね。お気に入りは、♪まっさかさーまーに♪、落ちて・・・・ 。大工仕事しながらの80年代後半の歌謡曲はいいんだな、これがさ  笑。


外壁含めカラーリングには本当に悩みましたね。富ちゃんからのアドバイスや実演などなど、おかげ様でテゾーロらしさ溢れる暖かい空間に仕上がりそうです。ペンキ塗りの腕にはかなり自信あります。宿泊業を通じ多くの経験を与えてもらってます。大切なのは客観性。自分が泊まってみたい宿でなければそれはダメです。そこの考え方を大切に取り組んでます。


ヴィンテージ音響機器を収納するラック製作にも一肌脱いでもらえました。スピーカーはJBL C38(通称バロン)。プリアンプにMclntoshC20,パワーアンプはMC30でどれも半世紀以上前の希少な機器です。彼らの“棲家”も完成する方向です。


大型ダンプだ!

駐車場も当然ながらの整備対象です。重機を用いる大掛かりな除雪を行うため敷地の形状が壊れてしまいます。今回、諸々のタイミングもあり10tダンプによる大量採石を届けてもらいました。


毎日午後3時。

休憩時に交わすコミュニケーションは、その日その瞬間で感じた様々な確認を行う大切な時間です。この日は快晴に恵まれた為、奥志賀の景色が飛び込んでくる感覚に皆静かな喜びを感じてました。これからの盛夏。初秋からの紅葉。そしてウインターシーズン。今夜もなんかいい音楽が流れてる的空間。景色と共に静かに過ごしてみる空間。様々な楽しみを“皆さまの楽しみ方”で過ごしていただけたら本望です。

歳を重ねるごとコミュニケーションの積み重ねが本当に大切と痛感してます。他愛もない雑談から育まれる互いの人間関係の構築は信頼関係へとつながります。今夏、テゾーロでの作業に従事する多くの精鋭たちは「ここを訪れるお客さんのためだよ」と、汗を流してくれます。その心意気を無駄にしない未来志向の旅 2022’バージョンはまだまだ続きます。

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