奥志賀の自然池。 | 自然と繋がる、ゲストハウス tesoro-テゾーロ奥志賀-

Information

自然と繋がる、ゲストハウス tesoro-テゾーロ奥志賀- > トピックス > 日常のこと > 奥志賀の自然池。

日常のこと

2021/06/15奥志賀の自然池。

YOKOSO ! 奥志賀の雪どけ自然池へ。

出会えました。それは準絶滅危惧種に指定されてる「クロサンショウウオ」の卵です。もう感動を通り越えた感動で静かに胸高まりました。ここは奥志賀にある秘密の自然池。奥志賀の雪どけ天然水に、たくさんのクロサンショウオの卵が仲良く並んでいました。卵の周辺にはお先に孵化したオタマジャクシも泳いでいました。大丈夫、食べられてしまう危険性はありません。にしてもデカイ！んです。成人女性の握り拳大はあるサイズ感で、イメージとしては透明な白玉団子。触ってはないけどモッチモチな感じが伝わってきます。周囲をざっと数えたら２５個は確認できました。無事孵化すればたくさんのクロサンショウウオの命が誕生するかもしれません。静かに願っていたいと思います。

水面は落ち葉に覆われてます。この自然池には、同じく準絶滅危惧種に指定されているヤマアカガエルも産卵を終えてます。写真からオタマジャクシが確認できますね。彼らはこの白い卵を食べたりはせず、クロサンショウウオの赤ちゃんに「おーい、早く出てこいよー、遊ぼーぜ。」みたいな催促をしてるように見えます。自然池で深さも分かりません。でも厳しい豪雪からのこの自然池ですから、我々が立ち入ってはならぬ、そんな領域であることは間違いないと言い切れます。静かに見守ることが私に出来ること。ここで産卵してくれたことに敬意を払います。裏を返せば長い冬シーズン中、大勢の方々がウインタースポーツにお越しなられました。きっと皆さまのマナーひとつひとつの積み重ねがあったからこその産卵、＝賜物であると思います。

さて、ここで志賀高原観光協会のwebsitteをご案内させて頂きます。こちらをクリック！

６月中旬を迎えた志賀高原は、グリーン＆グリーンで清々しい自然環境が広がります。スキー場のコースもグリーンに彩られ独特な景観となりました。７月に入りますとサマーリフト運行もスタートし、ハイキングルートのショートカットや高山植物鑑賞を兼ねたハイキングも賑わいを見せてきます。良い汗流し、心身ともに溌溂するに最適なシーズンが到来しています。また北信濃の新鮮野菜の数々も続々登場し始めています。私は今年も農家さんのお手伝いに参加する予定です。もちろん朝採り新鮮野菜の数々としてテゾーロご飯メニューに登場しますのでご期待下さい。