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日常のこと

2024/05/28ぶどうづくりに参加。

地産地消がコンセプトの柱のひとつである私たちにとって、冬シーズンが終わり、グリーンシーズンのはじまりはとても大切なルーティーンの訪れです。今年も宿仕事に支障がない時間のゆとりがあるときに限り、地元農家さんのお手伝いに参加させていただくことが決まりました。エリアは中野市の由緒あるぶどう農家さんで、中野市のぶどうと聞けばもはや知らない人はいないであろう国内屈指シャインマスカットや巨峰を栽培されてます。お世話になる農家さんのお家は、家でなく広大な屋敷というつくり。敷地にある池には鯉が優雅に泳ぎ、芍薬が咲き誇る歴史を感じる佇まいです。

移住者として（とは言え早くも9年目ですが）まだまだ地元や地域との繋がりが希薄と感じる私たちにとって、持ち前のオープンマインドさで交流を図りそこから形成されていく諸々の関係性が自然に構築されたら嬉しいなと感じてます。わたしは学生時代、農村観光（グリーンツーリズムやアグリツーリズム）のブランディング構築を研究してきたので、観光と農業との結びつきをリアルに経験できることはこの上ない喜びです。これまでもスポット的手伝いに参加することはありましたが、生産初期からは初めての経験となるため日々がエネルギッシュに感じます。地域に貢献するぞ！

写真にも映りますがこの時期のブドウは米粒よりも小さいです。しかし張りがありとても元気溌剌でした。にしても数えきれないほどの小さな房がありましたね。私たちは7月中旬まで幾つかの工程に参加させていただき、青空の下、ぶどう棚で聴く地元AMラジオ番組に大笑いすることや、お手伝いに参加される奥さま方達との交流も楽しみながら続いていきます。秋には立派なシャインマスカットとなります。ここで成熟したシャインマスカットや巨峰はtesoroでも楽しめる予定ですのでご期待ください。また定期的にその成長過程を紹介したいと思います。ぶどう達に愛情を注ぐ。畑に集うみんなとのチームワークを大切にする。そしてもちろん宿業にも生かそうよ、イロイロと！